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2024.06.21
応援メッセージ

加藤将樹先生(同志社大学理工学部教授・知的財産センター所長)より応援メッセージをいただきました

加藤将樹先生(同志社大学理工学部教授・知的財産センター所長)からのメッセージ

本学の小泉先生、奥村先生による角膜の再生医療に関するご研究は、従来にはなかった全く新しい治療法を見据えた、画期的、革新的なご研究です。現状は、亡くなられた方からの移植しか手立てがなく、さらにドナーの数が全く足りないため、多くの患者さんが移植待ちの状態であるとのことです。両先生の開発された再生医療による細胞移植、さらには点眼薬による治療法、薬剤は、世界中の患者さんがまさに待ち望んでおられるものです。すでに治験段階に入っており、非常に順調に進められておられます。しかしながら、最終的に患者さんのもとに届くまでには、まだまだ多くのハードルが待ち構えています。

私は、同志社大学のリエゾンオフィス所長、知的財産センター所長として、大学発シーズに基づくスタートアップをお支えする立場ですが、十分なご支援ができていないことに忸怩たる思いです。それにも関わらず、本学における産学連携のパイオニアとしての両先生方、アクチュアライズ社の方々の取り組みには、本当に頭が下がります。

両先生方やアクチュアライズ社による角膜治療法、薬剤の開発は、単なる大学発のスタートアップにとどまるものではなく、まさしく、大学や研究者が果たすべき社会貢献の理想像ではないか、その思いを改めて強くしたのは、昨年秋に開催された講演会(リエゾンオフィス20周年記念フォーラム)奥村先生のご講演を拝聴したときのことです。「自分たちはなぜこのような困難に立ち向かうのか、それは多くの患者さんに少しでも良いものを、少しでも早く届けたい、そして同志社から世界を変えるイノベーションを起こしたい!」という先生の強烈なメッセージは、私の心を強く揺さぶるものでした。

このような小泉先生、奥村先生の熱い思いを多くの方々に知っていただき、1日も早く、多くの患者さんが救われますよう、ご支援を賜りますれば幸いです。今後も微力ながらお支えするとともに、心から応援させていただきたいと存じます。

2024.06.19
応援メッセージ

服部匡志先生(京都府立医科大学特任教授、アジア失明予防の会代表、眼科医)より応援メッセージをいただきました

私の後輩の奥村直毅医師と小泉範子医師を中心とする研究チームは、私と同じように、違った形で失明を救うための再生医療の開発をしています。再生医療が実現すれば、これまで角膜移植でしか治療できなかった患者様を注射だけで治療できるようになります。

奥村医師は約20年前にベトナムを訪れ、眼科医として私の行っているボランティア活動に参加してくれました。患者様に対する医療に情熱的に向き合ってきた奥村医師を若い頃から知っておりますが、今や眼科の治療法を根本的に変革する可能性のある研究を進めていることを誇りに思います。患者様の幸せのために、この素晴らしい治療法が実現することを心から願っています。

 

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服部匡志先生のご紹介

服部先生は2002年に、ベトナムの医師に招かれて現地を訪れ、眼科医や治療設備が不足していることを知り、現在に至るまで眼科医療のボランティア活動を続けられています。「ベトナムの赤ひげ先生」として知られており、そのご活動は高く評価され、ベトナム政府から2014年外国人に贈られる最高位の「友好勲章」を叙勲されておられ、これまでに多くの賞を受賞されています。2022年には「アジアのノーベル賞」として知られるマグサイサイ賞を受賞されています。

2024.06.13
アドバイザー就任

Prema Padmanabhan医師(Sankara Nethralaya)が弊社アドバイザーに就任

私たちは、世界的に著名な眼科医であるPrema Padmanabhan医師をアドバイザーに迎えました。Padmanabhan医師は、インドを代表する眼科病院であるSankara Nethralayaで長年にわたり角膜疾患の診療をリードし、数々の革新的な治療法を行ってこられました。Sankara Nethralayaは世界最大級の眼科専門病院であり、その先進的な診療と研究は、インド全域のみならず、世界中から患者と専門家から注目されています。

弊社は、Padmanabhan医師の豊富な経験と卓越した専門知識を活かし、角膜疾患の治療薬開発をさらに加速させます。これにより、革新的な治療法を迅速に市場に投入し、患者さんのQOL向上に寄与することを目指しています。

2024.06.13
応援メッセージ

許斐 健二先生(慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 副センター長 再生医療等支援部門・トランスレーショナルリサーチ部門長 教授)より応援メッセージをいただきました

許斐 健二先生(慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 副センター長 再生医療等支援部門・トランスレーショナルリサーチ部門長 教授)からのメッセージ

 

小泉範子教授と奥村直毅教授率いる研究チームは、角膜内皮障害の革新的な治療法の開発を続けています。角膜内皮障害は、眼球の透明な部分である角膜が白く濁り、重度の場合はほぼ失明に近い状態に至ります。現在の治療法は、亡くなった方から提供される角膜の移植手術しかありませんが、小泉教授と奥村教授が取り組まれている再生医療による細胞移植と点眼薬による新たな治療法は、どちらも世界をリードする医療技術です。

 

特に注目すべきは、再生医療による細胞移植で、これが実現すれば、角膜移植に代わる画期的な治療法となり、眼科医療における大きな夢の一つが叶うことになります。

 

さらに、世界の角膜移植の約40%を占めるフックス角膜内皮ジストロフィの治療法も、現時点では角膜移植しか選択肢がありませんが、両教授による薬剤の開発は、日本のアカデミア発の研究シーズを基に、アメリカ、フランス、インドで第Ⅱ相試験まで進んでいます。

 

これら2つの製品の開発は、これまでの治療法を根本的に変える可能性を持ち、大きなインパクトを与えるでしょう。私自身も以前は角膜内皮細胞の研究に携わっていましたが、小泉教授と奥村教授は20年以上、一歩一歩着実に研究開発を進められ、あともう少しのところまで来ています。これは素晴らしいことであると同時に、計り知れない努力と決して諦めない強い想いがあってのことと想像しています。大学でアカデミア発の橋渡しシーズを社会に届けるための支援をする側から見ても、小泉教授と奥村教授の取り組みは、眼科医療に革命をもたらすと共にビジネスとして高い発展性を持ち、最終的に多くの患者さんに福音をもたらすものと確信しています。日本のアカデミア、スタートアップ、そして医療の発展のために、心から応援しています。

2024.06.07
プレスリリース

杉岡郁(弊社代表取締役)の読売新聞による取材記事が6月1日に掲載されました

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